午後は池田で飯を食ってから,徳島の西部を北上する.
午後の行き先だが,多分詳しい人は良く知ってるだろう坪尻駅だ.
その1で述べてある"知り合いに勧められた場所"というのはここ.
午後イチの汽車では徳島側からは坪尻に入れないため,隣の讃岐財田まで行って引き返す.
坪尻が近づくと,ファン2人が汽車の中から坪尻の風景を撮っていた.
この2人すんごくニンマリしてた.
この人らも降りるんかな?と思ったけど,結局降りんかった.
つまり降りたのは俺だけ.
・・・ちゅうわけで,坪尻駅に着いた.
しかし,本当に何にもない駅だ.
何でここが駅なんやろう?
実は,この駅を見るのは2回目だ.
実家帰省時にここに停まっている.(そのときの写真)
そのときは,長く停車してたので写真を撮っただけだったが,今回は駅周辺の探検だ.
さて,次の汽車までは2時間近くある.
ここで,2時間待つのもヒマだし,日暮れが近くなってくるので正直不安だ.
何かの間違いで汽車が来なかったりしたら嫌やし.
↑オーバーに聞こえるかもしれんけど,俺みたいな初心者にはそう感じる.
ということで,今日の小旅行後半は坪尻脱出計画に変更.
国道に出る道を進む.
まず,近くに廃棄バイクの置いてあるハイオク廃屋がある.
ここをどんどん進んでいく.
というか,登山やんこれ!
写真は登山中,下の方に見えた川を撮ってみた.
吉野川の支流であるこの川は鮎苦谷川という名前らしい.
・・・ヘンな名前やなぁ.
山登りはしんどい.
その辺の木々が相当邪魔だった!!
悪天候の後にここに行こうとすると,まず無理なんやろうねえ.
鶏小屋(??)が見えてきた.
こうなると,山登りはもう終盤だ.
下のように冷蔵庫が捨てられてた.
ようやく坪尻を抜け,国道32号に出てきた.
下には,どこの駅近くにもあるタイプの看板.
かかった時間は15分程度.
あとで,知り合いに聞いたら,冬に行ったのはまだ環境がよいほうだったらしい.
夏に行くと変な虫がいっぱいいてえらいことになるみたい.
それに,写真からもわかるけど,午後になって天気もよかったし,最近特に悪天候もなかったしね.
・・・さて,これで終わりかというとそれじゃない.
これから徳島に帰らんといかん.
ここから隣の箸蔵駅に歩いて移動.
事前に調べた感じではここから3,4kmくらい.
まぁ,行けん距離でもないからさっさと行ってしまおう.
一応国道の説明をしておく.
国道32号線は高松と高知を結ぶ四国の主力国道である.
したがって,山間部とはいえかなり交通量がある.
でも,山間部やから道は片側一車線.
しかも,路側帯(←で合ってるんかいな?)は狭い.
つまり,2桁国道とはいえ歩行者が渡る道ではない.
・・・ていうか,こんなところ普通誰も歩かんわな.
途中,2つトンネルを通過.
トンネル内は路側帯はあるけど狭いため,横をトラックが通過すると凄く怖いです.
国道に出て40分ほど,箸蔵寺へ行くためのロープウェイが見えてくる.
俺はこの寺へは行ったことはないけど,結構景色は綺麗らしい.
箸蔵寺ということは,名前からして箸蔵駅は近くだと感じる.
少し安心.
それから10分ほどで箸蔵駅に到着.
時間が余っていたので,ちょっと南下して三好高校付近から吉野川を撮ってみた.
この写真では見えないが,肉眼では徳島道が見えた.
夕方前の汽車で徳島まで帰った.
徳島の西部の小旅行としての企画(??)だったが,結局はかなりの距離を歩く格好となってしまった.
本当に疲れた.