涸沢ヒュッテに行くには,高山(平湯温泉)または松本より路線バスにより上高地へまず降り立つことから始まる.
上高地から徒歩で片道6~7時間かかるらしい.
そこからは,片道3時間で北穂高あるいは奥穂高にたどり着くらしい.
北穂高や奥穂高は3000mを超える高山で魅力的だが,
今回は日程の都合上これらには手を出さない.
12日金曜の23時過ぎに家を出発して,2時間半かけて松本の沢渡というところに到着.
付近の温度計は2℃を指していた.
「寒っ,真冬やん,これ!!」
上高地へはマイカー規制により,路線バスかタクシーでないと侵入できない.
もちろんタクシーはお金がかかるためハナから除外.
沢渡からのバスは朝4:40が始発なので,それまで暖房の協力を得て2時間強仮眠.
先週に続いての車中泊.
・・・また車中泊.
・・・また.
・・・ま
始発バスは山好きの観光客でいっぱいだった.
バス乗車から約30分,5:10頃上高地に到着.
間違いなく氷点下の上高地にて,フランクフルトを食する.
300円/本・・・.
いい商売しとるなあ(^_^;)
上高地出発から1時間.
日が上がってくる.
この日は天気が良さそうとのこと.是非快晴を期待したい.
誰か分からん男のバックショット.
それが話したいことやなくて,驚くのはこの看板の距離.
実はこの時点で11kmを歩いている.
そして,ここから11kmで槍ヶ岳へも行けるらしいが,これも本日の行程とは関係なし.
それにしても,朝早いせいかここまで山おばちゃんが多いなあ(笑)
涸沢ヒュッテが近づくと,綺麗な紅葉がお目見えする.
上高地出発5時間,涸沢ヒュッテへ到着.
ここでは,多くの客がその景観を楽しんでおり,
中にはビールを飲んでいる人もいて,俺の興味は自然にそちらに行く.(^^)
涸沢は標高2310mらしい.
それだけでも十分標高が高いが,奥穂高岳は3190m.
高い山だこと!
前述したが,ここを起点にして北穂高や奥穂高に行く人がいる.
それにこの紅葉の時期.
レンタルテントやマイテントの集団が一杯!!!
やっぱり誘惑には勝てなかったか?
その辺のおじさんと同じく予定通り(?)ビールを飲んでしまう.
そして,あろうことか連れが俺に内緒(?)で持ち込んだバーナーを使いカップラーメンを食する.
標高2310mで食べるラーメン.
結構うまい!
正午過ぎ,涸沢を後にする.
下りの道中,上りとは明らかに異なった状況が.
行きかう人の年齢層がぐっと下がってきたのだ.
たびたび可愛い山ガールがお目見えするようになる☆
!!!
正直長い道のりだ!とツレから話を受けていたため,この手のことは全く期待してなかった.
それがこの若い女の子.
そんなある意味絶景がどうもこの男を癒してしまっていた.
朝暗くて見えなかった歩道,昼下がりのため明るく照らされる.
天気が良くて何よりである(^^)
途中ぶどう酒を挟み,4時過ぎ上高地へ戻ってきた.
河童橋からの景色は幻想的♪
上高地ではりんごのスイーツをお土産に購入.
凍らせるとうまいので,とりあえず家に帰ったら凍らせましょ!
沢渡へ戻った俺たちは,松本市街の銭湯に入り,そばを食してR19経由で帰宅することに.
しかし運転手の連れが妙な眠気に襲われて,かなりヤバそうなことになったので仮眠を余儀なくされた.
その道中である人からとてもおめでたい電話をいただくことになる.
その時は状況が状況だったので言えなかったが,
この場を借りて声を大にしておめでとうと言いたいと思います☆
結局家に着いたのは14日の0時過ぎ.
眠い中頑張ってくれたアッシーの連れにも感謝を申し上げたいと思います.
この日の記録
歩行距離:約35km
歩数:50000歩超
歩行時間:10時間半程度